広島、優勝Ｍ「２０」＆阪神タイガース激走・高山&坂本活躍

２５年ぶりのセ・リーグ制覇を狙う首位広島は２４日、東京ドームで行われた２位巨人との直接対決に７-３で勝ち、優勝へのマジックナンバー「２０」を点灯させた。今季マジックが点灯するのは両リーグを通じて初めて。
　広島は残り２６試合のうち、巨人戦５試合に全敗しても２０勝すれば勝率６割３分８厘となり、巨人が残り２９試合を全勝した場合の勝率６割３分６厘を上回る。



　

○阪神５−１ＤｅＮＡ●（２４日、横浜）




　阪神が３連勝を飾った。三回に高山（明大）の適時二塁打などで２点を先制。四回には坂本（明大）のプロ初本塁打となる左越えソロなどで３点を加えた。藤浪は１０三振を奪うなど７回１失点で６勝目。ＤｅＮＡは攻守に精彩を欠き、３連敗を喫した。（共同）

☆低迷していた阪神が８月に入り若虎の活躍が目立ち、ＣＳ出場を争う３位のＤｅＮＡに連勝し、ゲーム差を１・５に縮めた。
特に３番起用の高山が苦手のインコース攻めを克服し、ライト方面に長打を打てるようになったことが大きな成長だ。先制ができる様になり、投手にも好影響を与え勝利のパターンが出来つつある。打てないゴメスを外し、原口を１塁手にコンバート捕手には高山と明大同期の坂本を起用盗塁阻止率も上がり守備面にも明るい兆しが見えてきた。金本野球の「超変革」がいよいよ花を咲かせる時期に来たということだ。！☆




「速報」
巨４―６広（２５日）　広島が九回に逆転


広島が逆転勝ちで優勝マジック１８。１点を追う九回２死三塁から菊池の内野安打で追い付き、丸の三塁打と新井の中前打で２点を勝ち越した。一岡が今季初勝利。巨人は三回に村田の３ランなどで４点を先制したが、最後は沢村が誤算。



４位阪神が３位ＤｅＮＡを３タテ、０・５ゲーム差に


ＤｅＮＡに３連勝し、笑顔でハイタッチを交わす阪神ナイン＝横浜スタジアム（撮影・出月俊成）



６回、２点適時二塁打を放つ阪神・高山俊＝横浜スタジアム（撮影・北村雅宏）

　「ＤｅＮＡ３－９阪神」（２５日、横浜スタジアム）
　４位・阪神が４連勝。３位・ＤｅＮＡにカード３連勝し、ゲーム差を０・５に縮めた。
　二回、北條の適時打で１点を先制。四回は高山が右中間へ５号満塁本塁打をを右中間へ運び４点を追加。六回も高山の２点適時二塁打と福留の２点適時打で４点を加えた。
　先発・メッセンジャーは６回６安打１失点で１１勝目（８敗）を挙げ、打撃でも来日初の猛打賞と活躍した。