2015.02.12(木)
清酒の飲み方
2/7の「ジョブチューンSP」を始めて見て驚いた。「各界の達人が美味しく飲食するコツ」を紹介する番組である。
特に酒屋直伝の進める美味しいお酒と美味しいお酒の飲み方には感心したり驚いたりで大変参考になった。千葉県で「油忠」(あぶちゅう)を営む店主によると「飲む直前に瓶ごと思い切り振ることで固まったアルコールの分子構造が分離して角が取れ、甘味とまろやかさが増す」と言うのだ。騙されたと思い早速試してみた。酒は北海道の小樽の「北の誉酒造の(吟醸酒・「群来(くき)」である。なるほど一段とまろやかさがあるのである。こんな飲み方は普通は邪道で嗤われるのが落ちである。しかも、ぐい飲みに注ぐ前に毎回振るのも大事だと言う。ちょっと面倒なふしがあるが清酒の好きなお方は是非お試しあれ。!
又、清酒の一番美味しいのはてっきり新潟県か、安倍総理のお膝元山口県と言うと思いきや、酒の美味しいのは高知と静岡だと言うのだ。高知の「土佐鶴」や「水鯨」は良く飲むので分かったのだが、静岡の酒は、北海道ではあまり見かけないので早速、検索で調べてみた。不思議なのは山口県の岩国の「獺祭(だっさい)」が日本清酒ランキングで一位にランクされていた。

静岡を代表する銘酒「開運」
明治7年(1874年)年に創業したこの蔵は、蔵元の地元、小貫村の発展を祈って酒名を「開運」と名付けられました。
私(佐野吾郎)が開運と出会った1990年代、開運は全国新酒鑑評会をはじめ数々の品評会で上位入賞を繰り返し、注目を集めるようになっていました。
日本吟醸酒協会が開催する吟醸酒メッセというイベントに参加した時に、毎年開運の造る酒の出来の良さに感動させられ、この蔵のお酒を皆様
土井酒造場の「開運」は、能登杜氏伝統の職人気質に自家精米へのこだわり、そして最新の酒造設備で醸した旨い酒。
間もなく冬至というある日の朝、東の空にようやく明るみが差し始めたころ、掛川市小貫の土井酒造場に到着した。ほの暗い中、蔵屋敷の前を流れる小川沿いを進むと、見事な薬医門の向こうに、盛んに湯気を立ち昇らせている蔵の屋根が見える。これまでに何度か土井酒造場を訪ねているが、いつ見てもすばらしいロケーションと蔵屋敷で、静岡県の歴史的建築物としても紹介されている。殊に桜の時期は、蔵の黒壁に淡いピンクの花びらが映えて本当に美しい。
静岡の友人に問い合わせてみたら「www.sakeno.com/ranking_todou/21
↑
此処に、(全国の)日本酒のランキングが載っています。
静岡県の「開運」は3位になっていますね。
静岡県では、「臥龍梅」が1位ですが、私は飲んだことがありません。
8位の「花の舞」が私は美味しく感じます。」と言う答えが返ってきました。


「土佐の風土と酒文化」
土佐の人は昔から食文化に旺盛で口が肥えているという。
商品名の慎太郎は坂本龍馬と並ぶ土佐の偉人、近江屋で龍馬と共に暗殺された陸援隊長だった中岡慎太郎から頂いたものです。
精米歩合60%で吟醸酒と同じ少量仕込み、低温発酵で丁寧に醸されており、柔らかな酸味、膨らみと切れの良い淡麗辛口の特別純米酒です。 あなたも維新を感じながら一杯いかがですか!
風土が醸す酒造り
お酒造りにとって、お酒の味わいを決める重要な要素の一つが自然環境、特に気温が重要です。南国高知では、冬季の仕込み期間中でも気温が高く、決してお酒造りには適した土地ではありません。今では冷蔵設備が普及し、安定した造りが可能となりましたが、このような設備が少ない、その昔は酒造りをする上で多くの困難を伴いました。
酔鯨の蔵は沿岸部、高知市にあり、気温の高い環境で酒造りをすることには昔から苦労してきました。一方、このような環境であるからこそ試行錯誤を繰り返し、その結果、特色のあるお酒造りが可能となりました。土佐の風土に根ざし、その環境があるからこそ育まれてきた土佐のお酒です。

鶴来(合併で白山市)には「加賀の菊酒」といわれ秀吉の醍醐の花見に饗された酒があったという。白山信仰の門前町で280余年の歴史を刻む。「萬歳楽」は伝統の中で磨きぬかれたその味を鑑評会受賞常連の南部杜氏の技で極める。
隣の福井県では勝山にある久保酒造の『一本義』が美味しいと言う。

私が飲んだ酒で特に美味しいと思った酒は、実際その土地で飲んだ酒では、大阪市の「秋鹿」「呉春」、灘の「大関」、伏見の「白鶴」、石川の「白山」(金沢で飲んだ)、秋田の「太平山」、岩手の「あさ開き」、新潟の「越乃景虎」「八海山」、特別なのは佐渡島の「真野鶴」と「北雪」(酒米として最適な山田錦を35%まで磨き上げ、昔ながらの手法でこしきと麹ブタを使い長時間低温発酵て生まれた手造りの大吟醸です。)であった。
又広島の銘酒「酔心」青森の「亀吉」であるが、もちろんわが北海道の清酒は水のよさか大抵美味しいです。「男山」「北の勝」「国稀」と数え上げればきりがないほどです。札幌の酒の専門店で買い求めた中では岐阜の「三千盛」、長野の「大信州」、宮城の「浦霞」「一の蔵」、山形の「初孫」、福島の「奥の松」、秋田の「六舟」「おもてなし」等数え上げるには切りが無い。酒は米と、水と杜氏が三位一体となり出来る物で、どれ一つかけても美味しい酒は出来ないようである。最近は贈答品の売れ残りを安く売っているが、製造月日が1年以上もあるものは美味しくない。
冷やして、よく振って飲んでみてはいかがだろうか・・!?
特に酒屋直伝の進める美味しいお酒と美味しいお酒の飲み方には感心したり驚いたりで大変参考になった。千葉県で「油忠」(あぶちゅう)を営む店主によると「飲む直前に瓶ごと思い切り振ることで固まったアルコールの分子構造が分離して角が取れ、甘味とまろやかさが増す」と言うのだ。騙されたと思い早速試してみた。酒は北海道の小樽の「北の誉酒造の(吟醸酒・「群来(くき)」である。なるほど一段とまろやかさがあるのである。こんな飲み方は普通は邪道で嗤われるのが落ちである。しかも、ぐい飲みに注ぐ前に毎回振るのも大事だと言う。ちょっと面倒なふしがあるが清酒の好きなお方は是非お試しあれ。!
又、清酒の一番美味しいのはてっきり新潟県か、安倍総理のお膝元山口県と言うと思いきや、酒の美味しいのは高知と静岡だと言うのだ。高知の「土佐鶴」や「水鯨」は良く飲むので分かったのだが、静岡の酒は、北海道ではあまり見かけないので早速、検索で調べてみた。不思議なのは山口県の岩国の「獺祭(だっさい)」が日本清酒ランキングで一位にランクされていた。


静岡を代表する銘酒「開運」
明治7年(1874年)年に創業したこの蔵は、蔵元の地元、小貫村の発展を祈って酒名を「開運」と名付けられました。
私(佐野吾郎)が開運と出会った1990年代、開運は全国新酒鑑評会をはじめ数々の品評会で上位入賞を繰り返し、注目を集めるようになっていました。
日本吟醸酒協会が開催する吟醸酒メッセというイベントに参加した時に、毎年開運の造る酒の出来の良さに感動させられ、この蔵のお酒を皆様
土井酒造場の「開運」は、能登杜氏伝統の職人気質に自家精米へのこだわり、そして最新の酒造設備で醸した旨い酒。
間もなく冬至というある日の朝、東の空にようやく明るみが差し始めたころ、掛川市小貫の土井酒造場に到着した。ほの暗い中、蔵屋敷の前を流れる小川沿いを進むと、見事な薬医門の向こうに、盛んに湯気を立ち昇らせている蔵の屋根が見える。これまでに何度か土井酒造場を訪ねているが、いつ見てもすばらしいロケーションと蔵屋敷で、静岡県の歴史的建築物としても紹介されている。殊に桜の時期は、蔵の黒壁に淡いピンクの花びらが映えて本当に美しい。
静岡の友人に問い合わせてみたら「www.sakeno.com/ranking_todou/21
↑
此処に、(全国の)日本酒のランキングが載っています。
静岡県の「開運」は3位になっていますね。
静岡県では、「臥龍梅」が1位ですが、私は飲んだことがありません。
8位の「花の舞」が私は美味しく感じます。」と言う答えが返ってきました。




「土佐の風土と酒文化」
土佐の人は昔から食文化に旺盛で口が肥えているという。
商品名の慎太郎は坂本龍馬と並ぶ土佐の偉人、近江屋で龍馬と共に暗殺された陸援隊長だった中岡慎太郎から頂いたものです。
精米歩合60%で吟醸酒と同じ少量仕込み、低温発酵で丁寧に醸されており、柔らかな酸味、膨らみと切れの良い淡麗辛口の特別純米酒です。 あなたも維新を感じながら一杯いかがですか!
風土が醸す酒造り
お酒造りにとって、お酒の味わいを決める重要な要素の一つが自然環境、特に気温が重要です。南国高知では、冬季の仕込み期間中でも気温が高く、決してお酒造りには適した土地ではありません。今では冷蔵設備が普及し、安定した造りが可能となりましたが、このような設備が少ない、その昔は酒造りをする上で多くの困難を伴いました。
酔鯨の蔵は沿岸部、高知市にあり、気温の高い環境で酒造りをすることには昔から苦労してきました。一方、このような環境であるからこそ試行錯誤を繰り返し、その結果、特色のあるお酒造りが可能となりました。土佐の風土に根ざし、その環境があるからこそ育まれてきた土佐のお酒です。

鶴来(合併で白山市)には「加賀の菊酒」といわれ秀吉の醍醐の花見に饗された酒があったという。白山信仰の門前町で280余年の歴史を刻む。「萬歳楽」は伝統の中で磨きぬかれたその味を鑑評会受賞常連の南部杜氏の技で極める。
隣の福井県では勝山にある久保酒造の『一本義』が美味しいと言う。

私が飲んだ酒で特に美味しいと思った酒は、実際その土地で飲んだ酒では、大阪市の「秋鹿」「呉春」、灘の「大関」、伏見の「白鶴」、石川の「白山」(金沢で飲んだ)、秋田の「太平山」、岩手の「あさ開き」、新潟の「越乃景虎」「八海山」、特別なのは佐渡島の「真野鶴」と「北雪」(酒米として最適な山田錦を35%まで磨き上げ、昔ながらの手法でこしきと麹ブタを使い長時間低温発酵て生まれた手造りの大吟醸です。)であった。
又広島の銘酒「酔心」青森の「亀吉」であるが、もちろんわが北海道の清酒は水のよさか大抵美味しいです。「男山」「北の勝」「国稀」と数え上げればきりがないほどです。札幌の酒の専門店で買い求めた中では岐阜の「三千盛」、長野の「大信州」、宮城の「浦霞」「一の蔵」、山形の「初孫」、福島の「奥の松」、秋田の「六舟」「おもてなし」等数え上げるには切りが無い。酒は米と、水と杜氏が三位一体となり出来る物で、どれ一つかけても美味しい酒は出来ないようである。最近は贈答品の売れ残りを安く売っているが、製造月日が1年以上もあるものは美味しくない。
冷やして、よく振って飲んでみてはいかがだろうか・・!?
「特定名称の清酒の表示」
特定名称 使用原料 精米歩合 香味等の要件 こうじ米使用割合
本醸造酒 米、米こうじ、水、醸造アルコール 70%以下 香味、色沢が良好 15%以上
特別本醸造酒 米、米こうじ、水、醸造アルコール 60%以下又は特別な製造方法(要説明表示) 香味、色沢が特に良好
純米酒 米、米こうじ、水 - 香味、色沢が良好
特別純米酒 米、米こうじ、水 60%以下又は特別な製造方法(要説明表示) 香味、色沢が特に良好
吟醸酒 米、米こうじ、水、醸造アルコール 60%以下 吟醸造り、固有の香味、色沢が良好
純米吟醸酒 米、米こうじ、水 60%以下 吟醸造り、固有の香味、色沢が良好
大吟醸酒 米、米こうじ、水、醸造アルコール 50%以下 吟醸造り、固有の香味、色沢が特に良好
純米大吟醸酒 米、米こうじ、水 50%以下 吟醸造り、固有の香味、色沢が特に良好
特定名称 使用原料 精米歩合 香味等の要件 こうじ米使用割合
本醸造酒 米、米こうじ、水、醸造アルコール 70%以下 香味、色沢が良好 15%以上
特別本醸造酒 米、米こうじ、水、醸造アルコール 60%以下又は特別な製造方法(要説明表示) 香味、色沢が特に良好
純米酒 米、米こうじ、水 - 香味、色沢が良好
特別純米酒 米、米こうじ、水 60%以下又は特別な製造方法(要説明表示) 香味、色沢が特に良好
吟醸酒 米、米こうじ、水、醸造アルコール 60%以下 吟醸造り、固有の香味、色沢が良好
純米吟醸酒 米、米こうじ、水 60%以下 吟醸造り、固有の香味、色沢が良好
大吟醸酒 米、米こうじ、水、醸造アルコール 50%以下 吟醸造り、固有の香味、色沢が特に良好
純米大吟醸酒 米、米こうじ、水 50%以下 吟醸造り、固有の香味、色沢が特に良好
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