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太宰と水のモチーフ

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太宰と小山初代       田部シメ子(田辺あつみ)





太宰の「魚服記」の発表する前に「魚服記について」という文章がある。(私は切ない生活をしていた期間にこの雨月物語を読みました。これを読んで私は、魚になりたいと思いました。魚になって日頃、私を虐げている人たちを笑ってやりたいと思いました)と記しています。しかし、「切ない生活をしていた時期」に「雨月物語」を読んだとは限らないと、武蔵大の鳥居邦朗が書いている。
むしろ、師匠と憧れた井伏鱒二の「山椒魚」に影響されているのではということである。


太宰が最も「切ない生活をしていた時期」とは昭和5年11月の江ノ島小動ヶ崎(こゆるぎがさき)の心中未遂事件である。弘前高校時代に知り合った芸妓小山初代の家出上京事件を契機に、東大仏文科時代、当時非合法の左翼運動に奔走し、長兄により太宰は分家除籍させられる。衝撃を受けた太宰は、銀座の女給田部シメ子と心中を図り女を死なせてしまう。この事件は実は服毒心中未遂であったのだが太宰は「投身心中未遂」として作品化しているのだ。この事件は「自殺幇助罪」として当局に取り調べられたが、長兄らの働きで起訴猶予となるのだ。
「道化の華」で(僕はこの手で園を水にしづめた。僕は悪魔の傲慢さもて、われよみがえるとも園は死ね、と願ったのだ。)と書いている。太宰は「小説を書くということは「復讐」である」とした。「虚構の春」「「東京八景」「人間失格」でもこの事件をモデルにしながら投身心中未遂として描いている。「魚服記」を含めた太宰作品の水中のイメージは、この事件の体験によるものだ。「魚服記」や「思い出」、話題作「道化の華」等を収めた[晩年]は、刊行と同時に反響を呼び従来の小説のスタイルを無視し大胆に描いた作品は新鮮な印象を与え広く歓迎され、新進作家としての地位を確立した。
この事件は太宰にとって強い心の傷になったことは否めない。長兄に対する反抗も事件の原因になっているのだが、自分を苦境に立たせた人たちへの強烈な反逆でもあり、復讐であったのである。「処世術」としての自殺であったか計画的殺人の様にも考えられるのだが憶測の域は免れない。投身自殺でもないのに水にこだわる執念は、このような嘘や罪悪感からの開放が水のイメージへとなったのであろう。自虐と罪悪感から自己弁護、自己救済の思惑も見られるのだ。

39年の人生で5回の自殺を試みているが、田部シメ子や小山初代(未遂に終わる)との自殺は「愛ゆえの情死」ではなかったと言われても仕方がないのである。親友の檀一雄の話によると「彼は、女性蔑視の男」と語っている。1948年(昭和23年)に玉川上水における愛人(山崎富栄)との入水心中により生命を絶つ。この事件は当時から様々な憶測を生み、愛人による無理心中説、狂言心中失敗説等が唱えられている。2人の遺体が発見されたのは、奇しくも太宰の誕生日である6月19日の事であった。
最後に、玉川上水に入水して死んだ事は「水」の中へと導かれた皮肉な現実である。


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「魚服記」
炭焼きの父と二人、深山に暮らす娘スワが、初雪の降った夜、酒に酔った父に犯され、多岐に飛び込んで小鮒
となってゆくという筋の作品です。雪国特有の冷たく、幻想的な世界を鮮やかに描いている、津軽言葉で語らせた太宰のの郷愁がにじみ出た作品でもある。

「夢応の鯉魚」
主人公の興義[22]は、近江国三井寺の画僧として有名であった。特に鯉の絵を好み、夢の世界で多くの魚と遊んだあとに、その様子を見たままにかいた絵を「夢応の鯉魚」と名づけていた。そして、鯉の絵は絶対にひとに与えることはなかった。そんな興義が、病にかかって逝去した。だが、不思議とその胸のあたりが温かい。弟子たちはもしかしたら、とそのまま置いておくと、三日後に興義は生き返った。興義は、檀家の平の助の殿がいま新鮮な膾などで宴会をしているはずだから、これを呼びなさい、と命じて、使をやると、果たして、まさしく平の助は宴会をしている最中であった。興義は、助などに向って、宴会の様子を事細かに言い、そしてなぜ分かったのか、わけをはなし始めた。

病に臥せっているうちに興義は、自分が死んだことにも気づかないで、杖を頼りに琵琶湖にまで出て、入り、泳いだ。もっと自由に泳ぎたく、魚のことをうらやんでいたところ、海若(わたづみ)に体を鯉にしてもらえた。そこから、興義は、自由気儘に泳ぎだした。ここからの近江八景など琵琶湖の名所を巡る道行き文は[23]三島由紀夫から「秋成の企てた窮極の詩」と激賞されている。

しかしその内、興義は急に餓えるようになり、餌にとびついたところ釣られてしまい、助の屋敷までつれてこられ、助けを求める声も聞かれずに、刀で切られてしまうところで目が覚め、ここにいるのだ、と。助はこのはなしを大いに不思議に思ったけれど、残っていた膾を湖に捨てさせた。病が癒えた興義はその後、天寿を全うした。その際、興義の鯉の絵を湖に放すと、紙から離れて泳ぎだしたという。弟子の成光も、鶏がこれを見て蹴るほどの、すばらしい鶏の絵を描くことで有名だったというはなしが、『古今著聞集』にのっている。

映画「雨月物語」
江戸時代に書かれた怪談集「雨月物語」を原作とした映画です。雨月物語に収録された作品の中からいくつかのエピソードを組み合わせてストーリーを作っているようでした。映画「羅生門」(黒澤明監督)が、芥川龍之介の複数の小説(「藪の中」や「羅生門」など)からエピソードを組み合わせてストーリーを構築している方法に似ていると思いました。

 「雨月物語」の舞台は、戦国時代のとある村でした。琵琶湖の近くのようです。織田信長や豊臣秀吉の時代です。農業のかたわらに焼き物を作って生計を立てている兄弟の物語でした。隣りどうしに住んでいる兄弟にはそれぞれに奥さんがいます。兄夫婦には、小さな子どもがいました。「雨月物語」は、兄が手押し車に焼き物をのせて運び出そうとする場面からはじまります。戦乱の世です。危険は伴います。しかし、リスクを取ればリターンが得られた時代なのかもしれません。焼き物を売りさばいて帰ってきた兄は、小袋から硬貨を何枚も取り出しました。奥さんに嬉しそうに見せます。兄は、なかなかやさしい男のようでした。奥さんにすてきな着物のお土産を買ってきました。奥さんは大喜びです。でも、奥さんは、気立てがいい上に立派な人でした。「着物がうれしいのではありません。着物を買ってきてくださったあなたのお気持ちがうれしいのです」と言うかたわら、家族3人でつつましく暮らすことができればそれで満足なので、もう危ないことはおやめくださいと夫にすがります。兄は、性根は素朴な人間なのですが、奥さんの言葉を聞かずに、しだいにお金の魅力に取りつかれて欲が深くなっていきます。いっぽう、侍になりたい弟は、手押し車を押す兄について旅にでました。近くで戦があったときに、いつのまにかどこかに行ってしまいました。侍になるために夜の闇にまみれて具足を盗み出そうとします。大志を抱いているのかもしれませんが、おっちょこちょいで生活力はないように思えました。でも、あとのほうになって、本当は純粋で妻を大切にするやさしい男であることが提示されます。「雨月物語」は、戦乱の世で城下町に焼き物を売りにいく兄弟夫婦4人の物語でした。

 「雨月物語」は怪談話が原作です。映画の中でも、不可思議なことがたくさん起こりました。城下町で焼き物を売っていた兄が誘われたお屋敷には、死霊がいました。ちなみに、森雅之が兄を、京マチ子がお屋敷のお姫様を演じていたようです。白黒の映像世界は、幽玄でした。宵がたちはじめたころに女房たちが廊下のろうそくをつけて歩く場面などは、垣根の穴から幽霊屋敷の気配をのぞき見るような不気味さがありました。床の間に飾った甲冑がお姫様の舞にあわせて謡をはじめたりします。京マチ子の妖しいお姫様は、ゲイシャガールで喜ぶガイジンをエクスタシーの世界へほうり込んでしまうほどの魅力に満ちていると思いました。

 ストーリーを簡単に紹介します。焼き物を売り歩く旅に出た四人は、バラバラになります。それぞれの旅にドラマがありました。旅を終えた4人は、ラスト・シーンで最初の場所に戻ってくるという形になっていました。4人の旅の感想を簡単に書きますと、男2人はいい思いをして、女2人は残酷で悲惨な運命を背負わされていると感じました。いい思いをした兄弟は、世のことわりとして、その代償を払わなければいけないように感じますが、そこは、やさしくて気丈な奥さんたちの出番です。奥さんたちは自分の身を犠牲にして、しっかりと(夫の代わりに)代償を払っていました。戦乱の世が舞台となっている作品ですが、ラスト・シーンでは、真っ白なトーンで彩られたのどなか田園風景を背景にして、畑を耕す農民が映しだされたりしていました。マグダラのマリアみたいな弟の奥さんが微笑んでいました。マリア様みたいな兄の奥さんがすべてを包み込んでくれて終わる映画でした。

 「雨月物語」では、映画でも原作でも同じエピソードが使われていました。「羅生門」と同じです。でも、同じエピソードを使った作品でも、まったく別のストーリーを作り上げることができるのだと思いました。ストーリーが違うとは、作品にこめられた製作者のメッセージが違うということになると思います。上田秋成や芥川龍之介の原作からは、いい悪いとか、迷いと救いだとか、正義だとか悪だとかいった思念は感じませんでした。これはこうあるべきで、あれはああなるべきだと指図をしない小説だと思いました。なんの救いもないような世界を生きる命の現実を切り取ったような印象を受けました。今にも閉じてしまいそうな瞳で人の世の善行と悪行のすべてを見透かしている観音様の視線を感じました。

 いっぽうで、それが映画になると、「雨月物語」でも「羅生門」でも同じですが、なんとなく受ける印象が変わってきました。映画のテーマは、「愛」だったり、「生き方」だったり、「家族」だったりするような気がしました。聖書を引用するまでもなく、「正しい」テーマであるだけに文句のつけようがないのですが、原作と比べてみると、不思議な感じがします。もっとも、作品をとおして何を表現するのかは製作者の思想の問題です。あたりまえのことですが、思想に「正解」はありません。素直な感想としては、「雨月物語」は、外国で評価されることを唯一の目的として作られたわけではないと思いますが、いかにもキリスト教徒が喜びそうな映画だと思いました。

 



「山椒魚」
うっかりして棲家の岩屋から出られなくなった山椒魚は、穴の外の景色を眺めて暇をつぶすが、自由を奪われたと知り悲歎にくれる。あるとき岩屋に迷い込んだ蛙を見て閉じ込めて、言い争いになるが、もはや岩屋から出るのはあきらめるしかなかった.
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くま8さんへ!!太宰は、

太宰は、「自分は、自殺ふりをしてしばらく身を隠す。死後の評価を残らず読んでやる」と亀井勝一郎に語っていることから、彼の自殺行為は「偽装心中」と言われています。
また、玉川上水の辺を歩き、「こんなところは死に場所に選ぶべきではない」とも語っていていずれは「死のう」という衝動はあったものと思われるのですねー。

天才の自負はあったのでしょうが性格の弱さからくる私生活上の敗北とも言えると思います。「雨月物語」は難解で理解に苦しみますね~^^汗)
太宰の頭脳は天才棋士の頭脳に似て、一度読んだら、すべて記憶されるといいます。その題材をうまくつなぎ合わせたかのような文章が多いのも、特徴だと思います。そして「道化」ですねー。
死ですら、人を喜ばせる行為だったのでしょうねー。

彼の本は、いつ読んでも面白く文章が平易で読みやすいですね^^。

こちらこそ、いろいろ教えていただきたく思う次第です。!
大変参考になり、感謝致します。!

No title

お久しぶりです!
太宰の「魚服記」・・・こういうものも書いていたのですね。
死という事をずっと考えていたような・・・。美化しているわけでは
無いかもしれないけれど、憧れてはいたような・・・。
生まれ変わりたい、無になりたい、死の後はどうなるのだろう?
ん~~どう考えていたのでしょうね・・・。
あの世から書いて教えて欲しいかも~~。

「雨月物語」は、小学生の頃?子供用のものを怖々読んだ記憶があります・・・。昔一度読んだ本を、もう一度読む事はあまりありませんが、
えぇ~~解釈が全然違っていたかも~って事があります。
最近、次々と出る本よりも、かえって以前読んだ本をまた読みたい!って思う事が多いです・・・。

また色々教えて下さい!!!!

華やぎさんへ!!

太宰は遺書から始まり、遺書で終わるという極めて自殺志向の強い作家ですねー。
尊敬する芥川龍之介が自殺した時、「作家とはこのように死ぬものだ」と言っているとおり、実生活では生きる場所がなかったようですねー

地上は地獄で、彼岸に極楽を求めたのかもしれませんですね^^。
聖書にも深い洞察があり、生死感も凡人とは違うというとも言えますねー。
いずれにしましても、戦後の混乱期に不毛の時代に生きる人間の不安と苦悩を集約的に描いた不世出の天才作家でったことは間違いがありませんですねー!

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るん さんへ!!

おおはようございます!

朝から27度もあり、熱くて寝ていられなく珍しく早起きになりました。笑)

若い時は巧みな虚構に騙されていたのかな~と思い少し冷静な目で、読み直してみたくなったのです・・浅学な知識で汗顔の至です。汗)
もちろん、自伝風の小説で、真実も多く含まれています。
この事件を含めて女性に関する態度には「善人か悪人か」不透明に思うところがありますね~^^謎)

「人間失格」になっても~

彼岸では、門が開かれるみたいですね。

あの世から帰った人がいないのは~

きっとそこは「楽園」なのかも知れませんね。

太宰も坂口も檀も、無頼派。

あの世でも、自由奔放に輝いてることでしょう。

No title

こんばんは、
ストーリーをわかり易く ありがとうございます
素晴らしい 文章力ですね (*^^*)
とても 勉強になります。

また 教えてください 

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ボス。さんへ!!

おばんです!

やはり、時代ですねー!
京マチ子さんは肉体派でありながら、永遠の処女?で我々男性の、憧れの的でしたねー・!

最近は美人の形が変わり、このような端正な顔立ちはいなくなりましたね。

痴人の愛、羅生門等は何度見ても飽きませんですね~~!山根寿子、山田五十鈴さんとは映画撮影の時に、太宰と一緒に写っています。太宰もスターの一人でしたねー!

こんばんは。

京マチ子さん、、、綺麗でしたよね v-352
ああいう顔立ちの女優さんて、今! ナカナカ見ないです。

marihime伯父 さんへ!!

おばんです!

私は文学は偏っていまして、新戯作派と言われる、太宰、織田作之助、坂口安吾等しかあまり読まないのですよ・・笑)

あとは、まり姫さんのように、歴史が好きなんです。新選組もよく読みましたが、まり姫さんにはかないませんので、余りコメントを書いていないのですよ・・・笑)

態々、コメントいただき大変ありがとうございます。!

No title

こんにちは。

鷹虎さんは太宰文学にかなり傾倒されていたようですね(笑)
恥ずかしながら、太宰の作品はあまり読んでいないので感想もいえません。

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野の花さんへ!!

こんにちは!

私も、愛人として「山崎富栄コト、すたこらさっチャン」ほど太宰に尽くし、妻美智子さん、愛人太田静子さんへの嫉妬で辛い思いをした人はいないと思います。
本当に、「あなたの子供が欲しい・・」と願っていたと思います。
おまけに、太田静子さんが子供の、治子さんの養育費を請求し、富栄さんが送金までしていたことを思うと気持ちが裂けるように思います。

私見ですが、入水する前にウイスキーに青酸カリを混ぜて飲ませたと思っています。
文壇は彼女をよくいっていません。日記も公表させず、哀れな女性だと同情しますねー。

太宰も、肉親の愛に飢え「いまでも私は母の妹の子供だと思っている・・」と書いている通り裕福な家庭ではあっても、心は常に、貧弱に育ったのだと想像されます。
しかし自負もあり、いびつなひがんだ性格形成がなされたのでしょうね~
妻美智子さんへの愛はあったと思われますがそれは尊敬とも言える愛情だったと思います。

ま~いずれにしても、文学作品としては最高の魅力がありますねー!
詳しい、コメント参考になりありがたく思います。・!

コウさんへ!!

こんにちは!

雨月物語は、難解でよく理解できませんでしたが映画を見て少し分かりました・・・汗)

この時の、京マチ子さんは実に、妖艶で見事な演技でしたねー!

今でも、DVDで見てみたいと思っていますが、あいにく、チューナーが壊れ、再生ができないのですよ・・汗)

いつもコメント嬉しく思います。感謝!

ミー子さんへ!!

浅い文章で、恐縮に思います。汗)
>「水により浄化 昇華 させたかったのでしょうか
清めの儀式、贖罪でしょうか!?」<!!
私もそれを書きたかったのですが、「水」へのモチーフは浄化だったと思います。
自虐しながらも、常に、自己弁護の上手な作家と思っています。
自ら、天才を自負している太宰は、自己の本音を虚構で飾り、既成の文壇に抵抗した新しい作家であったと思います。

人の嫌がるようなことを真っ向から書いてその本質をえぐりたかったのでしょうねー。
恍惚と不安の二面性がよく表現されていて、(弱さ=優しさ)が太宰文学の、命題と感じます。
もし、生きていたら、どんな作品、作家になっただろうかと思うと、生かしておきたかった作家だと思いますね~^^!

大変、参考になる、コメント有難うございました。!

雫さんへ!!

太宰文学は青春文学とも言われ、多くの読者は、学生時代に読んだことと思います。私も、若い、流浪の時に読み平易で、明快な文章でもあり、読み漁ることになりました。

太宰の文章は読者一人ひとりへの手紙のように語りかけ心の奥底まで響くような感じがします。

実に、巧みな文章の天才だと思いますねー。

歳をいってから読むと、また別な観点から読めるので、永遠の古典と思います。

雫さんも、どうかこれから詩人でもあった太宰文学に再挑戦されますことをおすすめ致したく思います。
いつも応援感謝でございます!励みになります。!ありがとうございます!

今日も暑いです~^^;

こんにちは~^^

「私ばかり幸せな死にかたをしてすみません。・・・」
これは山崎富栄さんの遺書の冒頭部分です。

太宰治と自殺を図った女性は皆、真剣だったように思います。
それに比べ、鷹虎さんも指摘しているように
私も太宰治は「愛ゆえの情死」ではなかったのでは・・・と思います。

彼は裕福な家庭に生まれています。
しかし 父は多忙、
兄弟が多く母は病弱のため使用人の手により育てられ・・・
そして 使用人からの性的虐待・・・
生来、繊細な太宰治は そのような環境で人間形成をしていったのです。
そして、現実から逃れるための甘えの構造を形成していったのではないのでしょうか。

このような環境で生まれ育った太宰治は愛を求めながらも
人間愛が欠落していたのではと思われます。

言えることは
自分を愛せない人は 他人の命をも大切に出来ないのだと思います。

アハハハ・・・すみません!
ちょっとずれたコメントになってしまいましたね~^^;(汗

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京マチ子

荒野鷹虎さん おはようございます。

太宰治の心中未遂事件は、知っています。
映画『雨月物語』の京マチ子さんは、お綺麗ですね。
文章のお上手な 鷹虎さんは、素敵ですv-345

ではまた☆

素晴らしい文章力です!!

鷹虎さま。

太宰がお好きだと言うだけあって、素晴らしい文章力
洞察力 深い読みに 感動すら覚えます。心して拝読
させて頂きました。

>投身自殺でもないのに水にこだわる執念は、
>このような嘘や罪悪感からの開放が水のイメージへと
>なったのであろう。自虐と罪悪感から自己弁護、
>自己救済の思惑も見られるのだ。

納得です〜水により浄化 昇華 させたかったのでしょうか
清めの儀式、贖罪でしょうか!? それにしても39年の
生涯で5回の自殺とは(@@;)心理学の本に「他殺」と「自殺」は根源は同じと読んだ事があります。太宰も自分を許せない人だったのかな?ミー子はあまり太宰の本は読んでないので
鷹寅さんの記事拝読し、すごく勉強になりました。
ただ、太宰の観る人生観、世界観は 良い悪い こうあらねばならない、道徳感など 全てをとっぱらい、これでもかという
ほどの人間の本性を見事に描き切ってるように感じました。
「悪の華」みたいな・・・底知れぬ人の心の闇を感じます。
ですが、闇を感じない人は「本物の光」も感じないと思います
闇を感じながら でも ミー子は 光を感じ 信じたいと
思っております(^^)

鷹虎さん、いつも有り難うございます。

詳細な解説

とても感服して読ませていただきました。
そして

>続きを読む

で、さらに細かく丁寧に。
そして、私は太宰治について、何も知らなかったのだな・・と。

また本を読み返し、熟読したいと思いました。
読んだのは、中学?高校?ぐらいの昔だから。
今、読めばまた違った読み方、理解が出来るのでは?と。

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    プロフィール

    荒野鷹虎

    Author:荒野鷹虎
    何時までも心は若者でありたい!。
    (男性)道産子、AB型

    熱烈な阪神ファン。
    囲碁・将棋の大フアン、スポーツ大好き、
    太宰治に傾倒、自らも人間失格を自称、クラシックも好き、気の多い多趣味な、多酒味男、政治の腐敗に喝!

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