2017.01.21(土)






http://www.jiji.com/jc/article?k=2017012100013&g=int
米大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ氏(70)は20日正午(日本時間21日午前2時)すぎ、連邦議会議事堂前での就任式で宣誓し、第45代大統領に就任した。トランプ氏は就任演説で「米国第一主義」を宣言。米国の再生に向けて国民に団結を呼び掛け、「われわれは米国を再び偉大にする」と訴えた。
トランプ氏は約20分にわたった演説で「米国が第一だ。米国民のための通商、税制、移民政策を実施する」と言明。その上で、「米国製品を買い、米国人を雇用する政策を推進する」との方針を示し、「ワシントンから国民に権力を取り戻す」と強調した。
さらに外交に関して他国との友好関係を追求するとしながらも、自国の利益を第一に考えるのは全ての国の権利だと主張。「イスラム過激派のテロを地上から壊滅させる」と語った。(時事通信)
☆公職にも、軍隊も経験のないトランプ氏が遂に、世界をリードするアメリカの大統領に就任しました。一部の富裕層を含む既得権層を批判しての当選でした。主に低所得層の白人労働者と「隠れトランプ」と言われる層からの思わぬ支持を受けての当選でした。支持者への約束を守らなければならない。しかし、過激で乱暴な言葉で「不法移民対策で雇用創出」を強調した余り、米社会に深刻な分断が生まれました。この日も、反トランプ派のデモ隊が一部暴徒化し逮捕者が出ました。最もトランプ大統領のターゲットにされているメキシコからの移民は、米国人が嫌がる汚い労働を請け負い貢献もしているのだが、麻薬を持ち込むギャングもいるのでメキシコとの国境に壁を建設(一部柵を既設)し犯罪歴のある不法移民者の対策やテロ対策等の重点課題に着手する方針です。「TPPからの離脱、在日駐留米軍の費用の増大を求め応じなければ米軍の撤退もある」と孤立主義的、保護主義へと舵を切るかの姿勢です。
それでも尚、アメリカのトランプ新大統領の就任を受けて、安倍総理大臣は「大統領との信頼関係の上に揺るぎない同盟の絆を一層、強化していきたい」と祝辞を送りました。
トランプ大統領は「本日の私の就任の宣誓は、全てのアメリカ人に対する忠誠の誓いだ」と述べました。安倍総理は「揺るぎない同盟の絆」=「ゆるぎない忠義を表明」したのです。相手が突き放そうとしているのに、野良犬のごときに主人を求めて尻尾を振ってるようです。
日本国民はこの変り目を潮時と捉え真に独立を目指す絶好機と捉えるのが当然であり、得策と思うのです。安全保障はもはや、核の傘を必要としないのです。米軍は日本を中国・北朝鮮との戦争の前線基地として駐留しているだけなのです。
「安全保障の分野はトランプにとって未知の領域で、ヘタをすると政権の命取りになりかねない。そこで現場を熟知している軍人を多用した。“現場は現場に任せろ”の経営者的な発想です。その他の分野の閣僚に大富豪を選んだのは、おそらく今後、金持ち優遇策を打ち出すための布陣だと思う。トランプ自身も大富豪であり、何だかんだと言っても『自分の利益が優先』と考えているからです。しかし、支持層の中産階級から不満の声が出るのは確実。そこで中国や日本などを引き合いに出して、怒りの矛先を外国に向けさせるつもりでしょう」(孫崎享氏)
米軍ヘリが不時着 沖縄・伊計島の農道に
二十日午後七時二十分ごろ、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)所属のAH1攻撃ヘリコプターが、同県うるま市の伊計島(いけいじま)の農道に不時着した。約二十分前に同飛行場を離陸後、機体の警告ランプが点灯した。県や県警によると、乗員二人を含めけが人はなく、機体の損傷もないとみられる。
県警によると、午後七時四十分ごろ、住民から通報があった。県幹部は「住民に不安を与えるもので、あってはならない」と述べ、米軍に抗議し再発防止を求める考えを示した。
米軍が空爆、100人超殺害 シリアのアルカイダ系施設
米国防総省は20日、シリア北西部イドリブ県のアルカイダ系組織の訓練施設を空爆し、戦闘員100人以上を殺害したと発表した。
米軍、リビアのIS施設を空爆 戦闘員80人超殺害
空爆は無人機と有人機を使い、19日に行われた。訓練施設は2013年ごろから使用されてきたという。
米軍は18日にも、リビア中部シルト近郊にある過激派組織「イスラム国」(IS)の施設2カ所を空爆し、80人以上の戦闘員を殺害した。
米軍、リビアのIS施設を空爆 戦闘員80人超殺害
カーター米国防長官は19日、リビア中部シルト近郊にある過激派組織「イスラム国」(IS)の施設2カ所を米軍が空爆し、80人以上の戦闘員を殺害したと発表した。オバマ米大統領が承認した、最後の大規模な対テロ作戦となった。
カーター氏は、「(戦闘員らは)欧州の同盟国を攻撃する作戦を企てていた」とした。シルトは昨年12月までISが支配していたが、リビア暫定政府側が奪還した。今月18日の空爆では、戦闘員らが逃れていた施設を標的にしたという。


大関稀勢の里、初優勝 横綱昇進の可能性も
大相撲初場所14日目は21日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、東大関稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が13勝1敗とし、悲願の初優勝を決めた。千秋楽の横綱白鵬戦を残すが、場所後の横綱昇進の可能性も出てきた。
横綱・白鵬は初優勝を決めた大関・稀勢の里について、「おめでとう、だね」と祝福の言葉を贈った。
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