2015.10.12(月)

私が定年まで一緒に暮らした愛虎(あいこ)の写真を出して阪神の勝利を願ったがかなわなかった。悔しい一日であった。泪)

試合終了直後に最後の握手を交わす原監督と和田監督

東京ドームを去る和田監督の後姿がなんとも寂しい。シーズン中は采配が悪い等批判をしたが選手も悪かったのだと思うと一層悲しさがましてきた。
セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦(3試合制)が12日、東京ドームで行われ、レギュラーシーズン3位の阪神は同2位の巨人に1―3で敗れ、今季が終わった。
毎年のことだが阪神タイガースの弱さはチャンスは作るが還す選手がいないことだ。昨年はゴメスが打点王を取り機能していたが、今年はホームラン・打点が極端に少ない。又首位打者のマートンも終盤になる前は極端な不振であった。福留が先取点をたたき出しても後のGM砲が続かないことが多かった。これでは阪神の勝利の方程式は機能しないのだ。
今日の試合も 0―3で迎えた7回、福留のソロ本塁打で反撃の糸口をつかみ、2点を追う9回には巨人3番手・沢村から鳥谷、代打・西岡の連打などで1死二、三塁としたが、あと1本が出なかった。今シリーズの象徴的な打撃陣であった。

今季限りで退任する和田監督は「全国のタイガースファンの皆さんの期待に応えることができずに大変申し訳なく思います」と敗退を謝罪。「選手たちは最後まで戦う姿勢で挑んでくれた。その選手たちが、来季以降、ファンの皆さんの期待するチームにきっと生まれ変わってくれると思います」と期待を寄せつつ、「今は悔しい気持ちが上回っている」と悔しさをにじませた。
試合後には巨人・原監督が和田監督に歩み寄り、握手を交わす場面も。原監督は「労うというのは失礼だと思うが、称えたかった。色々な勝負をしてきたし、おやめになる中で、いろいろありがとう、御苦労さまでした、と」と去りゆくライバルにメッセージを送った。 勝者と敗者の違いは大きい落差がある。兎に角4年間阪神のために頑張ってこられた和田監督に感謝のお礼を送りたいと思う。
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