第86期棋聖戦五番勝負(羽生善治棋聖 対 豊島将之七段)第2局は、6月16日(火)に石川県能美市辰口温泉「まつさき」で行われました。羽生善治棋聖(名人、王位、王座)に豊島将之七段が挑む将棋のタイトル戦「第86期棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第1局が2日、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで打たれ、後手の羽生棋聖が114手までで勝った。第2局は16日、石川県能美市の「まつさき」で指されますが。名人・王位・王座を併せ持つ羽生棋聖は今回、棋聖戦史上新記録8連覇を目指すとともに、防衛すればタイトル獲得が通算91期になります。
一方の豊島七段は関西を代表する若手棋士の一人です。今度がタイトル戦3度目の登場ながら、昨年秋の王座戦五番勝負で羽生王座に挑み、あわや奪取かと思われる活躍をみせました。結局は2勝3敗で敗退しましたが、その悔しさをぶつけてきます。注目一戦でしたが、あわや逆転かと思われた熱戦に終止符を打ったのは豊島将之七段でした。第3局は7月4日静岡県沼津市の沼津倶楽部で行われる
激しい終盤戦を繰り広げましたが、豊島将之七段が見事に制し1勝一敗のタイに戻しました。30代以下のタイトル保持者は糸谷竜王と渡辺棋王しかいない中、40代で頑張るのは郷田王将と羽生四冠「名人・王座・棋聖・王位」しかいません。格下といわれますが、体力的にも、日程的にも厳しい中、これだけ勝ち続けることは大変な業と思います。!


石川県で源氏ボタルが増えて多くの子供たちに喜ばれています。
(羽生棋聖は天もりそばとリンゴジュース)。 (豊島七段はうなぎ丼ぶりとフルーツ)
棋聖戦とは・・プロ将棋の7大タイトル戦のうちの一つで、産経新聞社主催です。「棋聖戦五番勝負」の勝者は棋聖と呼ばれ、タイトル保持者となります。
2015年現在の保持者は羽生善治で、今回の挑戦者は豊島将之です。羽生棋聖は言わずとしれた将棋界のトップスターであり、豊島挑戦者は若手実力No.1の呼び声高い、 注目の決戦となりました。
(本日の能美市は曇り)。15・30頃には金沢市や白山市では大雨洪水警報と雷注意報が出されている。対局場のある能美市は雷注意報のみでまだ雨は降っていないが、いつ降ってもおかしくない。
盤上盤外とも嵐の前の静けさ。死闘の末、若いエースの豊島将之七段が勝ち楽しみを先に延ばしてくれた。羽生名人ともいえども負けることもあります。
偶然性を排した純粋なマインドスポーツが、長くプロ化かつ大衆化されている国は少なく、その点でも日本の将棋は特別です。
将棋のタイトル戦はどれも、おやつの時間が公式に設けられており、棋士も頭脳戦を勝ち抜くために効果的な糖分摂取を考えており、 おやつと将棋の距離は意外にとても近いものでした。
将棋もフランス菓子も、単にゲーム・食材というだけでなく、国を代表する伝統文化という側面があります。

(羽生棋聖の注文はは能登町産ブルーベリーの包みフロマージュ)
能登町産ブルーベリーの包みフロマージュ
ゼリー状になったブルーベリーをチーズムースで包み、さらにチーズムースを明桃色の求肥で包みドームにしました。

午前のおやつ
将棋は、17世紀初頭の徳川将軍家による宗家お抱えより今年がちょうど400年記念となりました。同時期、フランス菓子も、ブルボン王朝が隆盛していく過程で宮廷食文化として洗練されていき、 どちらも時のエスタブリッシュメントと結びついて発展してきました。
将棋と洋菓子の組み合わせは奇特ではなく親和性の高いものとして、ブールミッシュは、世界最高の頭脳戦である将棋タイトル戦を洋菓子で彩る協賛をさせていただくことになりました。

第86期棋聖戦第2局の前夜祭、賑やかに開催!

(前夜祭で大内九段が話していた泉鏡花は石川県金沢市生まれ。貴重な初版本が「まつさき」のロビーに飾られている)
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将棋の羽生善治棋聖(44)=名人・王位・王座、写真=は19日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われた第28期竜王戦ランキング戦1組で佐藤康光九段(45)に勝ち、公式戦で歴代単独3位となる通算1309勝(502敗、2持将棋)を挙げた。羽生棋聖は今月14日、中原誠十六世名人と並ぶ1308勝目を挙げ、3位タイに並んでいた。
歴代1位は大山康晴十五世名人の1433勝、2位は加藤一二三・九段の1319勝。
羽生棋聖は昭和60年12月、史上3人目の中学生棋士としてプロデビューし、今年プロ30年目。この間、タイトル獲得は棋聖13期、名人8期、竜王6期など通算90期で、大台の100期も秒読みとなっている。竜王を除き、6つのタイトルで原則、引退後に名乗ることができる永世称号も保持している。
昨年11月には史上最速、最年少で通算1300勝を達成した。

第56期王位戦挑戦者決定リーグ紅組は、広瀬章人八段が優勝。白組は、佐藤康光九段と菅井竜也六段のプレーオフの結果、菅井六段が勝ち、優勝。羽生善治王位の挑戦者を決める両者による対局が6月8日(月)に東京・渋谷区「将棋会館」で行われ逆転で広瀬章人八段が勝ち羽生善治王位の挑戦者となりました。七番勝負第1局は、7/7・8(火・水)に愛知県蒲郡市「旬景浪漫 銀波荘」で行われる。
「2011羽生善治 4-3 広瀬章人 七番勝負 2010 広瀬章人 4-2 深浦康市」
「広瀬章人八段経歴」
生年月日
1987年1月18日
出身地
北海道札幌市
師匠
勝浦 修九段
竜王戦
2組
順位戦
A級(A級-2期)
昇段履歴
1998年 6級
2000年 初段
2005年 4月1日 四段
2007年 4月1日 五段
2010年6月11日 六段
2010年 9月2日 七段
2014年2月13日 八段
広瀬章人
Akihito Hirose
タイトル履歴
王位 1期(第51期-2010年度)
登場回数合計 2回
王位:2回(第51期-2010年度~52期)
獲得合計 1期
優勝履歴
新人王戦 1回(第40期-2009年)
優勝合計 1回
第3期二次予選が始まる
第3期リコー杯女流王座戦の二次予選が6月15日(月)から始まります。女流棋士18名、アマ2名の20名によって行われます。二次予選の全対局は、ご覧のサイトで中継いたしますので、お楽しみください。06月15日(月) 女流王座戦二次予選 中井女流六段vs K・ステチェンスカアマは中井廣江六段が勝ちました。
06月16日(火) 第86期棋聖戦第2局 羽生棋聖vs豊島七段(中継)(ニコ生)
06月20日(土) ドワンゴ主催新棋戦 段位別予選(ニコ生)
06月21日(日) 第65回NHK杯1回戦 畠山鎮七段vs杉本昌隆七段 解説/浦野真彦八段
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