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「敬老の日」

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あす17日は「敬老の日」である。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としているらしい。仏教でも「敬い合い、愛し合い、信じあう。」とある。

 太宰が喀血しながら最晩年の自伝小説「桜桃」の一節に「子供より、親が大事」という文がある。
 幼い3人の子供のうち、4歳の長男(正樹)は虚弱な上、一語も話せない、妻とも折り合いが悪く、この子を抱いて川に飛び込もうと思う。飲み屋で桜桃が出た、子供に見せたら喜ぶと思いながらも、まずそうに食べながら虚勢のように自分に言い聞かせた言葉である。

少子高齢化や、子供への虐待、と言う暗い世相であるが高齢者には比較的恵まれた時代と感謝の気持ちでいっぱいである。町内会から、祝いとして金一封を頂いた。

最近は自治体や町内会で孤独な高齢者を楽しく、元気で生きられるよういろいろな試みが行われている。パソコン教室、家庭菜園、小旅行等と,とかく引き籠もりがちな老人を人の輪に引き出し話し合いをさせようと努力しているのだ。

 いまや、一人者の男性高齢者が4人にひとりという現状らしい。女性高齢者の一人暮らしと違い、男性は料理や掃除等ができず特に苦労が多い。孤独死の多いのも断然男性である。むかしは親子三代で暮らしていたが、諸事情で、それも叶わない独居生活が強いられている。

親は別に介護をして欲しいと思わなくとも、子供の倖せを願わぬ人はいないのである。
できれば一緒に暮らしたい願望はあるものである。しかし子供の仕事の関係や嫁舅の関係でそれもままならぬのである。誰が悪いわけではないのである。

 そんな孤独な老人を慰労する日が「敬老の日」と思うのである。「としよりの日」には戻って欲しくない。全てではないが、長寿とはおよそ言えない老人もいるのである。子供もまた受難の多い世代である。

 若者は先輩を敬い、親は子を愛し、お互いに信じ合える世の中になれば遠く離れていても、心の絆は保たれるものと思う次第である。

決して国の政治家は「国民より、自分が大事」と言うなかれ!



 

 
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太宰と水のモチーフ

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太宰と小山初代       田部シメ子(田辺あつみ)





太宰の「魚服記」の発表する前に「魚服記について」という文章がある。(私は切ない生活をしていた期間にこの雨月物語を読みました。これを読んで私は、魚になりたいと思いました。魚になって日頃、私を虐げている人たちを笑ってやりたいと思いました)と記しています。しかし、「切ない生活をしていた時期」に「雨月物語」を読んだとは限らないと、武蔵大の鳥居邦朗が書いている。
むしろ、師匠と憧れた井伏鱒二の「山椒魚」に影響されているのではということである。


太宰が最も「切ない生活をしていた時期」とは昭和5年11月の江ノ島小動ヶ崎(こゆるぎがさき)の心中未遂事件である。弘前高校時代に知り合った芸妓小山初代の家出上京事件を契機に、東大仏文科時代、当時非合法の左翼運動に奔走し、長兄により太宰は分家除籍させられる。衝撃を受けた太宰は、銀座の女給田部シメ子と心中を図り女を死なせてしまう。この事件は実は服毒心中未遂であったのだが太宰は「投身心中未遂」として作品化しているのだ。この事件は「自殺幇助罪」として当局に取り調べられたが、長兄らの働きで起訴猶予となるのだ。
「道化の華」で(僕はこの手で園を水にしづめた。僕は悪魔の傲慢さもて、われよみがえるとも園は死ね、と願ったのだ。)と書いている。太宰は「小説を書くということは「復讐」である」とした。「虚構の春」「「東京八景」「人間失格」でもこの事件をモデルにしながら投身心中未遂として描いている。「魚服記」を含めた太宰作品の水中のイメージは、この事件の体験によるものだ。「魚服記」や「思い出」、話題作「道化の華」等を収めた[晩年]は、刊行と同時に反響を呼び従来の小説のスタイルを無視し大胆に描いた作品は新鮮な印象を与え広く歓迎され、新進作家としての地位を確立した。
この事件は太宰にとって強い心の傷になったことは否めない。長兄に対する反抗も事件の原因になっているのだが、自分を苦境に立たせた人たちへの強烈な反逆でもあり、復讐であったのである。「処世術」としての自殺であったか計画的殺人の様にも考えられるのだが憶測の域は免れない。投身自殺でもないのに水にこだわる執念は、このような嘘や罪悪感からの開放が水のイメージへとなったのであろう。自虐と罪悪感から自己弁護、自己救済の思惑も見られるのだ。

39年の人生で5回の自殺を試みているが、田部シメ子や小山初代(未遂に終わる)との自殺は「愛ゆえの情死」ではなかったと言われても仕方がないのである。親友の檀一雄の話によると「彼は、女性蔑視の男」と語っている。1948年(昭和23年)に玉川上水における愛人(山崎富栄)との入水心中により生命を絶つ。この事件は当時から様々な憶測を生み、愛人による無理心中説、狂言心中失敗説等が唱えられている。2人の遺体が発見されたのは、奇しくも太宰の誕生日である6月19日の事であった。
最後に、玉川上水に入水して死んだ事は「水」の中へと導かれた皮肉な現実である。


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阪神の金本引退へ 連続試合全イニング出場1492試合

口を真一文字に、涙ぐむ金本
プロ野球阪神の金本知憲外野手(44)が今季限りで引退することが12日、明らかになった。連続試合全イニング出場1492試合は、2010年にギネス世界記録に認定された。連続試合出場は衣笠祥雄(広島)の2215試合に次ぐ歴代2位の1766試合。


兄貴と慕われた鉄人金本選手が引退を表明、阪神フアンとしては感無量である。
2回の阪神優勝を実現させてくれた最も頼りがいのある男の中の男でした。感無量で私が書く事もなく、以下に
金本選手の主な一問一答を転載して皆さんと一緒に「ご苦労様でした」と祝福したいと思います。





写真は会見で今季限りでの引退を表明し、涙を流す阪神の金本知憲選手=兵庫県西宮市のホテルで2012年9月12日、長谷川直亮撮影

引退表明の金本「8割しんどく、残りが喜び充実感」

金本引退表明会見の主な一問一答

 −−今の気持ちは?

 ◆ほっとした一面もある。悔いもある。さみしい気持ちもある。いろいろな気持ちがまざっている。

 −−和田監督には?

 ◆昨日の試合前に伝えた。(監督からは)「決めたのか。どんな形であれ、タイガースで一緒にやっていくものだと思っていた」と言われた。肩をけがしてからは気を使ってもらい、「期待に応えられず、すいませんでした」という話をした。

 −−21年間の現役時代を振り返ると?

 ◆フルイニング出場という、つらい記録を作り、よく頑張ったなという思いはある。この3年間は惨めというか、みっともなくて。最初と最後の3年間は本当、こんな苦しい人生があるのかと思った。

 −−思い出の場面は?

 ◆あり過ぎて一言では言えない。カープで優勝できなかったのは、すごく残念。タイガースでは2回も優勝できたのがいい思い出。タイガースの歴史の中で一番強くて、一番人気がある時にプレーさせてもらった。幸せな野球人生だった。

 −−自分にとって野球とは?「長嶋さんの言葉・・・人生そのものです」

◇金本引退 惜しむ声
 長嶋茂雄・元巨人監督・ 打席で見せる鋭いスイングは、対戦相手として大いに脅威であり、その勝負強いバッティングで、何度も痛い目に遭わされました。一昨年の4月、金本君が私の本塁打記録(444本)を追い抜いた際、記念のバットに「サインを入れてほしい」と頼まれたことは忘れられません。たゆまぬ努力の大切さを、さまざまな形で後進に伝え、野球界の発展に尽くしてほしいと切に願います。

 王貞治ソフトバンク球団会長・ 鉄人というか、本当によく頑張った。ハッスルプレー、全力プレーでファンが応援したくなる選手だった。しばらく休んで、また野球界のために頑張ってほしい。

 山本浩二氏(広島入団時の監督) 昼ごろに引退すると連絡をもらった。入団当初は技術的にはまだまだだったが、一番大事な気持ちと闘争心がすごかった。

 広島・松田元(はじめ)オーナー・ 数々の記録を達成しているが、休まず試合に出るという苦しさに勝つことは気力・体力とも、鍛錬と精神のたまものだと思う。

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次期衆院選に、「日本維新の会」進出決定



公務員制度改革、衆院定数(480)の半減や政党交付金・歳費の3割減といった「身を切る改革」などを公約すると言っていたのに、いつの間にか「綱領」にすり替え民主のマニフエストと何ら変わらないことになり、これじゃ政党交付金をもらうだけの「詐欺公約」のようなものだ。

 2大政党に対峙するといっても、自民の安倍さんにもウインク公明の候補者の出る選挙区には自らの候補者は出さないと言い、したたかな戦略家としか思えなくなった。先日の公開討論会も単なる政治ショウで選挙戦術の巧さだけが浮き彫りになってきた。

 大阪市議、府議団からも「我々には選挙に出るなと言い、他党の国会議員を集めているのはまるで第二自民党じゃないか?」とそろそろ不満が噴出してきて決して一枚岩とも言えない党内事情が目立つ。意外に芯のない風見鶏にも見え「日本維新の会」の言行一致は望めそうもない。早くも、化けの皮が剥がれてきた感じがして仕方がない。
有権者も迷うのは当然で、もっとすっきりした「政権公約」を出し、選挙後の態度を明白にするべきと思う次第。


野田総理 一方この御方の再選はほぼ決まり、民主の惨敗は避けられなくなった。一体、先をどこに見据えているのか全然わからない人物である。元菅総理もそうであったように、解散の土俵は中々割らないのではないか?
微かな望みとして森、古賀さん等の長老の信頼を受ける町村、石原さんが総裁になり民自公路線で「税と社会保障の一体改革」を成し遂げたい気持ちがあるのだろう。
しかし、自民はあくまで「一票の格差」と「特例公債法案」だけ通し解散を迫る姿勢は替ていない。

町村氏も弟分の安倍さんに立候補を自重するように要請しているが未だに話し合いは決まらず、また石原氏も「明智光秀」呼ばわりされ執行部からは評判を落としている始末で、党内も混沌としている状態である。

ま~所詮、誰がなっても、政治の好転は期待できないことは明白と思う。情けないことである。


速報。今日午後、谷垣総裁立候補断念。



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法要に参列して

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 姪の子の車で4姉の夫の一周忌法要に苫小牧市に行ってきた。私の学生時代の頃は苫小牧は気温が低く夏は過ごしやすい土地であった。着いて暑いのには驚いてしまった。今年は全道的な猛暑のようだ。

 会場は苫小牧駅のすぐ近くの、若草町にある「於久仁」という料亭であった。木々に囲まれた古風な建物であった。近くに若草小学校や苫小牧高等商業学校もある環境の良い街でもある。


 説教に「この世に生を受けた以上、死は必ずやってきます。厳粛な事実を、冷静に受け止め、従容として極楽往生の旅路につかれるように・・・・」と短い言葉で結んでくれました。

江戸時代のある禅師の言葉に「生きながら、死人となりてなりはてて 心のままに なすわざぞよき」と謳っているように、日頃から自分の仕事の中に精神的に死んでしまいなさい。という意味のようです。一度死んだら二度とは死なないからです。
 聖書にも「臆病者は何度でも死に、勇者は、一度しか死なない」という趣旨の言葉があるように死から目を背けないで、それに真正面から立ち向かい、乗り越えるところに本当の生の喜びが生まれるという教えのように思います。

法要は故人が、残された親戚、友人を一同に合わせてくれる「仏の必要事」なのですねー。
決して悲しい行事ではないのだと思いました。今日は楽しくもあり有意義な一日でありました。合掌

          
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    Author:荒野鷹虎
    何時までも心は若者でありたい!。
    (男性)道産子、AB型

    熱烈な阪神ファン。
    囲碁・将棋の大フアン、スポーツ大好き、
    太宰治に傾倒、自らも人間失格を自称、クラシックも好き、気の多い多趣味な、多酒味男、政治の腐敗に喝!

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