2012.06.26(火)
野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」とした消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案は26日午後の衆院本会議で採決され、与党と自民、公明両党などの賛成多数で可決された。しかし、民主党からは消費増税法案の採決で、小沢一郎元代表を含め、野田政権を少数与党に追い込む目安となる54人を上回る議員が反対票を投じるなど、大量の造反者が出た。小沢氏は離党、新党結成も視野に入れており、民主党は事実上分裂した。(時事通信)
▲民・自・公の3党合意で、数の論理で可決は既定の路線で大いた驚きは無いが、与党の民主の合意も無く野党と談合したことに驚くばかりである。政党主義、国会を著しく破壊するもので、国民主在を否定する冒涜である。しかし過去の歴代政権が実現できなかった法案を成立させて実績は評価されることでしょう。(良し悪しは別として・・)
当初は反対の公明党が自公との選挙協力を重視して急に合意に至ったことが法案成立を既定化し、その責任は重いと思う次第。。国民の半数以上の反対を受けて次期総選挙で3党は厳しい洗礼を受けること必定だと思う。
すったもんだの、茶番劇も、残ったのは重い増税ということで怒りを通り過ぎてただ呆れ果てるのみである。
この方も、立派な政治屋さんであるが、自分が作った政党だから壊すのは私の自由だという論理は少し傲慢だと思う。消費税反対は当然であるが、代表選挙で敗北したのだから、まして今回は党議拘束があるのに反対票を入れたことは聊か納得がいかない面がある。
鳩山元代表は、反対票は入れたが、民主党に残留すると早々に表明している。相変わらずの貴族然たる態度で感心する次第。ただ小澤氏の言うことには一定の正義を感じる。マニフエスト至上主義は如何なものかと思うが、「国民の生活が第一」との意見は正論である。しかし、自己の裁判も控え代表戦でも勝てないことを読み政敵の野田さんを与党過半数割れに落としいれ小澤グループの存在を高める戦略は、「小澤ここにあり」の感がある。
いずれにしても、次期選挙で単独過半数を取れう政党は無く欧州型の連立政権が予想され、国会の混迷は長く続くであろうと思う次第。
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