2010.09.15(水)

野球賭博に関与して日本相撲協会から解雇処分を受けた元大関・琴光喜関(34)が13日、解雇は不当として地位保全と賃金支払いを求める仮処分を東京地裁に申請した。代理人の弁護士は「解雇は他の力士に対する処分と比べても不当であり、なぜそのような処分を下したのか見当がつかない」と話している。元琴光喜関は7月4日付で解雇処分を受けた。 同協会の放駒理事長(元大関・魁傑)は「弁護士にお任せしています」とコメントした。(毎日新聞)
▲そもそも、メディアの経営者は監視委員会なるものを作り、都合の悪い事を発言したりさせないように監視している。又社に都合のよいコメンテーターをあらかじめ選出しているのではと、疑いを持たれる節がある。琴光喜は果たして犯罪意識を確実に持っていたのか疑問である。
当初は、メディアは一斉に非難を浴びせた。野球賭博は刑法に触れるという理由であった。そのとおりである。
ところが最近のTVの風潮は調査委員会の行き過ぎであるかのコメントが多い。
協会も調査委員会も告訴も、告発もしていないのである。協会も認識していたからだと思う。除名なら、まだ救いの余地が残っているが、解雇は永久追放と同じである。他の、関係者とは、大きく違いのある厳しい判定である。
勿論、琴光喜を弁明するつもりは無いが「法の下の平等」という面を裁判所で、審理することには意義があると思う。ついでに、「メデイアのあり方」にも言及して欲しいものと思う。解雇権は身分の保証という面で厳しい掟がある・何かメデイアに追放されたように思うのは私だけであろうか?
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