2010.07.12(月)

戦前から想定されたとおり、野党の攻勢に再び、「ねじれ国会」となり菅政権の運営に安定感を欠く結果となりました。しかし、衆議院では圧倒的数を持っているわけで、政権崩壊というわけではありません。
小・鳩政権だったら惨敗を免れなかったことを思うとある意味善戦したほうだと思わなければなりません。
菅総理が消費税の話をしたことが聊か軽率の(菅)を免れなかったと党内からも、批判の声が上がったのも敗因の一つではあるが、いずれは消費税の問題は、避けては通れない問題なので、むしろ、今後の、税制改革の上ではよかったのではないかと思う。
第三極と言われた小政党は意外に伸びず、『みんなの党』は一定人数を確保したが思ったより風は吹かなかったようだ。しかし民主党の政策の、「公務員改革人件費の削減」、「議員削減」、という意味では、連立は組まなくとも、政策本位の部分連合はしやすくなったと思います。 民主党の、やや強引といわれた国会運営も反省されある意味謙虚な話し合いが行われ、この程度の「ねじれ」は好むところだと思う。ただ9月の、代表選挙がどうなるかは、不透明さが残り予断は許さない情勢ではある。とにかく、与野党協力して、国民目線の政治を行うことが先決ではある。先ずは中間審判が終わり、主権者はほっとしたことではある。
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