2010.06.04(金)



速報
4日菅財務相が94代総理大臣に指名された。過去自民出身の総理が続いていたが、市民運動家上がりの、生粋の非自民政治家である。衆院選で落選も経験し、代表選挙でも2勝4敗であった。
苦節30年にして悲願の頂点に上り詰めた。橋本内閣で厚相を務め「薬害エイズ」を解決したことで、一躍名声を博した。押しの強い、気概の男として鳩山総理とは違った、庶民総理であり、まさに、「庶民が主役」としての「民主党の顔」にふさわしい総理だと思う。
内外とも、難問が山積して、容易ならざる局面であるが、持ち前の強い指導力で、日本の国難を乗り切って欲しいものである。
▲官房長官・副総理に仙谷由人国家戦略相、党幹事長に枝野幸男行政刷新相を起用する方向だ。菅氏の後任の財務相には野田佳彦財務副大臣を昇格させ、仙谷氏の後任の国家戦略相には荒井聰首相補佐官を充てる。罷免された社民党の福島党首が務めていた消費者相には、蓮舫参院議員を起用する考えだ。(読売新聞)