2009.09.21(月)


大雪山は北海道にあるため、日本アルプスより1,000m低い標高1,700mで高山地帯の花畑となる。大雪山はこの高度領域が非常に広く、また山々がなだらかに広がっているため、日本最大の高山帯を形成している。地理的にもカムチャッカ、シベリア、日本の本州からの合流点となっているほか、温帯・寒帯の狭間でもあり小泉岳~緑岳の永久凍土や多くの周氷河地形が残ることから高山植物の種類も豊富である。
その地理や気候風土から、日本国内では最も早く、例年9月15日前後に初冠雪を観測する。また、日本一早い紅葉の名所としても知られており、9月からチングルマやナナカマドなどの紅葉を楽しむことができる。今年は旭岳の初冠雪は平年と昨年に比べともに12日早い。9日ごろから上空に寒気が流れ込み、山頂に雲がかかっていた。12日になり天候が回復し、同気象台が冠雪を確認した。今年トムラウシ山で遭難がありましたが、山を畏怖する気持ちが大切ですねー。
大雪山系には、やや南にあるトムラウシ山(2,141m)、忠別岳(1,963m)も含める。この付近には「神遊びの沼」と言われる場所がある。ここでいう「神」とはアイヌ語でキムンカムイ(山の神)、つまりヒグマのことであり、ヒグマが多数出現する場所である。熊の被害を言うより、熊と共有すことを考えてもらいたい。私の子供のときは、餌が豊富で、何度も出会いましたが、逆に、気の弱いくまが逃げて行ったものです。(ウイキペディアより引用)
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