2008.11.05(水)


全世界注目の米国の大統領選挙で、黒人のオバマ氏(民主党)が共和党の、マケインに圧勝した。人種差別の大きな壁を破り候補指名でも、ヒラリーとの戦いに勝ち、初の黒人大統領となったことは、「改革」を標榜して黒人、低所得層、の(弱者)に「希望」を与えてくれた。1964年キング牧師が、「色の差でなく人間の能力で評価される世の中になってほしい」と訴え凶弾に倒れて以来、44年目にして、牧師の意思を実現した。
■ブッシュ政権の戦争文化は終焉を迎え、(暮らし・環境配慮型)に変えることだろう。人種・階層間の融和も進むだろうと期待できる。イラクから撤退をし、アフガン復興に力を注ぐと言明している。日本に支援の強化を求められ必ずしも好い事ばかりではないが、少なくとも米国主導主義から国際協調路線に舵は切られることだろう。殺戮のない、平等、博愛の世界が、実現可能な、「希望」をもたらしてくれたことことは間違いないだろう。
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