2013.01.28(月)
横田めぐみさんは生きている!?


今日から安倍政権の通常国会が始まります。「美しい国」から「強い国」への三本の矢の全貌が分かってきましたが、民主党が沈み、野党らしい野党も見当たらず低調な国会と為る事でしょう。野党の大健闘を期待したいものです。
横田めぐみさんは生きている。「タマちゃんの暇つぶし」という記事には衝撃が走ります。参考までに是非、紹介したいと思います。!
小泉政権の官房副長官として訪朝して拉致被害者の帰国に貢献した安倍総理が又、密かに、北朝鮮との裏交渉で、衝撃的な解決を進展させるでしょうか!?ネットの記事は所謂、信憑性においては、必らずしも100%信頼できるものではないとしても、真っ赤な嘘とも言えず、読者の考え方、ご賢察に任すより無い事は言うまでもありません。一読の価値があると思いコピペを許可していただきここに転載させていただきました。
日本人の拉致事件が目的としたことは、主に「北朝鮮はテロ国家である」という烙印を押して、日本と北朝鮮を仲たがいさせる目的で行なわれましたが、横田めぐみさんにだけはある特別な理由がありました。
北朝鮮としては、自国に眠っている2万4000柱あまりの日本人の遺骨を日本に引き渡して、ついでに拉致被害者とされる268人の日本人の帰国を実現し、日本と国交を回復したいと願っています。その交渉役には横田めぐみさんが動くという話もあります。
めぐみさんは2012年になって、秘かに来日しているようです。
それも1度や2度ではなく、情報筋がつかんでいるだけでも3度、来日しているという情報があります。まず4月26日に麻布のホテルに宿泊し、次の5月 21日に京都に宿泊、さらに7月3日から3日間、やはり京都に滞在しています。5月21日は金環日食と東京スカイツリーの開業というダブルイベントに日本 中が目を奪われているさ中でした。その隙に秘かに公安関係者とも面会したという情報もあります。
その際に、「北朝鮮としては早く国交回復したいと願っているが、あなた方(公安)に任せていても一向に実現しないので、今後は宮家とやりとりをする」と伝えたそうです。5月と7月に2度、京都を訪れたのは宮家との交渉のためと見られます。
すでに知っている人も多いと思いますが、横田めぐみさんの母である早紀江さんは皇族の血を引いているという話があります。ということは当然、めぐみさ んも皇族の系統に属しているわけで、彼女は日本と北朝鮮の交渉役にはうってつけの人物なのです。めぐみさんの母方の祖母は昭和天皇の妃として第一候補に なったこともある梨本宮方子(なしもとのみやまさこ)様です。結局、妃になったのは久邇宮(くにのみや)家出身の良子(ながこ)様で、方子様は朝鮮王朝世 子・李垠(りぎん)氏に嫁ぎ、李方子様として終戦を迎えました。
第二次世界大戦後、韓国では皇室が廃止され、同時に日本の皇室も朝 鮮半島における領有権を失ったために、方子様ご夫妻は民間の韓国人として生活を始めました。その生涯を通じて、韓国では遅れていた障害児教育に力を入れた 方子(まさこ)様は、李氏朝鮮の宮中衣装を使った王朝衣装ショーを、国内外で開催するなどして資金を集めながら、子どもたちの育成に尽力され、今では「韓 国の母」と讃えられています。その方子様の血を引いているのが横田早紀江さんだという見方があります。
つまり横田めぐみさんという 人物は、日本の宮家と朝鮮王朝という「二つの王室の血」を継ぐ人物ということになります。めぐみさんは、アメリカの謀略によって拉致されましたが、アメリ カとしても北朝鮮にさまざまな意味で「貸し」を作りたかったと見えて、連れ去る人物を選んでいます。北朝鮮としても、めぐみさんの価値は当然ながら知って いたので、「すぐ日本へ返せ」とも言えず、丁重に迎え入れたのです。
当初、日本に帰りたがっていためぐみさんでしたが、やがて自分の運命を悟ります。
祖母の方子様が日朝の架け橋になるために李王朝に渡ったのは、15歳の時でした。それはめぐみさんが北朝鮮に連れて来られたのとほぼ同じ頃です。自分 が今、朝鮮半島にいるのは偶然ではないと知り、めぐみさんは日朝の架け橋になることを決意し、金正日の子どもを産んだと思われます。
そして生まれた男の子に、日本の目指した大陸の理想国家・満州国を再興するために力を尽くし、同時に「日本に正しく恩を返す者」という意味を込めて「正 恩」と名付けたのです。ですから「金正恩」は生まれながらにして、次期指導者として運命付けられていたのです。対外的には、二人の兄である正男や正哲らと 後継争いをしていたと言われていますが、実際には最初から後継者は正恩に決められていました。
正恩は生まれるとすぐに10人の乳母 がつけられ、王室の深いところで育てられ、特別な教育を受けました。金正日がまだ生きていた頃は自ら帝王教育を施し、正日亡き後は呉克烈(オグッリョル・ 元参謀長)、金己男(キムギナム・金正日の実兄)、関東軍参謀・瀬島龍三(陸軍中佐、元伊藤忠商事会長)の愛弟子である張成沢(チャンソンテク・金正日の 義弟)といった実力者が引き継ぎ、北朝鮮の次期後継者として育成しました。
料理人の藤本さんは、十数年前から著書などで、「正恩大 将は子どもの頃から特別教育を受けていた」「次期後継者は大将意外にはあり得ない」と公言していました。金正日の料理人として知られる藤本健二さんが 2012年7月、金正恩からの招待で11年ぶりに北朝鮮に渡り、最高指導者に就任した金正恩に再会しました。その場には金正恩夫人や金正日の義弟で党ナン バーツーの張成沢(チャンソンテク)、その妻で金正日の妹である金敬姫(キムキョンヒ)と言った北朝鮮の権力中枢の主要人物がずらりと顔をそろえていまし た。
いくら金正恩が幼少期に藤本氏になついていたからとはいえ、一介の料理人で、しかも一度は北朝鮮を裏切って日本に逃げた人物 を、北朝鮮は咎めるでもなく政権中枢の人物が勢ぞろいで盛大に歓待したのです。当然ながらそこには、日本に向けたメッセージが込められているとみてしかる べきです。だからと言って金正恩が藤本さんに、「そろそろ南朝鮮に攻め込んで南北統一するつもりなので、よろしく伝えて」などと言うはずがありません。そ れとなくメッセージを持たせて帰国させるわけです。
藤本さんが帰国すると、恐らく公安などから聴取を受けたはずだし、政府高官も藤 本さんに会って金正恩のメッセージを読み取ろうとしたはずです。しかし藤本さんが9月に予定していた2回目の訪問に際して、北朝鮮から入獄を拒否されたと ころを見ると、どうも日本へ向けてうまくメッセージが伝わらなかったようです。彼は政治家でも活動家でもなく、料理人です。その藤本さんに日朝の架け橋に なるエージェントの役割は、いささか荷が重かったのかもしれません。
とはいえそれ以前に問題なのは、当時の野田政権のお粗末さです。
藤本さんが命を賭けて北から持ち帰って来たメッセージを、何も読みとれなかったのです。これは藤本さんの伝え方が悪いのではなく、むしろ読み取れない 政府首脳がダメなのです。藤本さんが予定より1週間も遅れて訪朝したことも、北朝鮮の心証を損なったようです。藤本さんは2回目の訪問の時に、野田首相か ら親書を預かり金正恩に渡すつもりでしたが、野田首相がいつまで待っても親書を出さないので、彼はしびれを切らして空手で訪朝しました。そのために1週間 も送れてしまったのですが、遅れたことはさして問題ではありません。
藤本さんが親書を持っていないことを知った金正恩は、野田首相 に自分たちの意思が伝わらなかったことを悟り、交渉を打ち切ったというわけです。当時の野田総理だけでなく、最近の政治家は腹の読みあいというか、外交上 のキャッチボールが下手すぎます。おそらく今回もアメリカの機嫌を極度に伺い、親書を出すのをためらったのでしょう。せっかく北朝鮮からボールが投げられ ているのに、それを受け取れない首相ではどうしようもありません。
国交回復の条件として拉致問題の解決を挙げていますが、これもよ く考えればおかしな話で、先に国交を回復してしまえばいやおうなく交流が始まり、人や物の往来が今より格段に活発化するはずです。そうすれば拉致問題も自 然に解決するのです。それが逆に、国交がないために、北朝鮮としては拉致被害者たちを帰国させるルートがないので、帰したくとも帰せなくて困っているので す。
★「道州制」の導入で分割統治される日本
大阪府の市改革で人気を集めた、橋下徹・大阪市長が中心となって結成した日本維新の会が、国政への参加を決定しました。
外 国人参政権法案に慎重な姿勢を見せるなど、当時の民主党とは一定の距離を保っているところを見ると、橋下氏自身は韓国の利益を第一に考える人ではないよう ですが、しかしながら日本の国益とは相容れない政策を考えてもいるようです。いわゆる党綱領という位置づけの維新八策を見ると、
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)へ参加
資産税の導入
国民総背番号制の導入
憲法改正要件の緩和
日本に豪(オーストラリア)を加えた日米豪同盟の発足
公的保険の範囲を見直し、混合診療を緩和
など、どう見てもアメリカが好む政策です。
資産税というのは、毎年資産に一定の税率を掛けるというもので、つまり国民の財産を少しずつ削り取るという徴税なのです。
破綻の危機に瀕しているアメリカは、日本に消費税を引き上げさせて、その分だけ米国債を買わせようとしています。しかしながらアメリカの財政赤字増加 を止めるためにはとてもそれだけでは足りないことから、日本人の金融資産である1400兆円に目を付けました。さらに現金に加えて不動産も取り上げるつも りであり、橋下氏と同じく、「遺産の全額徴収」ということまで言い出しているのです。
簡単に言えば、財産を子孫に残さない、つまり 「財産の一世代使いきりモデル」と言われるものです。橋下氏は以前、「あの世にお金は持って行けない」「死ぬまでに使い切ってもらう」という趣旨の発言を しています。また健康保険などの公的保険などの適用範囲を見直し、混合診療を完全解禁するということは、私たちが現在、保険制度で享受している健康上の安 全が、高い治療費と引き換えに破壊される可能性があります。
中でももっとも危険なのが、道州制です。
なぜならこれこそがまさに、「日本分割統治」の方便であるからです。国防や外交など国家として行なう専任事項のほかは、地方自治体に行政運営の大幅な権限を委譲すると言えば聞こえはいいのですが、中央集権国家であるからこそ守られてきた日本の国土が八つ裂きにされかねない危険を含んでいます。
現在、中国は沖縄を武力で占領することはできませんが、仮に道州制が導入されると、沖縄の経済や議会はあっという間に中国に制圧され、中国政府の傀儡 となる可能性が大きいと言わざるを得ません。そもそも琉球王朝の頃、尚氏率いる琉球は、当時の日本の島津藩と中国の両方に朝貢していました。つまり琉球の ような小国が生き残るためにはどちらにも良い顔をしつつ、その時々の政治的な力関係の変化によって都合よく宗主国(従う国)を乗り換えていたのです。
琉球である現在の沖縄にしてみれば、これまでは日本の国力が上回っていたこともあって、その理由で日本についていたに過ぎません。しかしこの先道州制 になった場合、沖縄はどういう選択をするでしょうか。それは北海道も同じです。いまでもロシアは北方領土を不法占拠していますが、道州制になったらロシア は北海道に巨額の投資をして、事実上の支配下に置くでしょう。しかも慢性的な財政難の北海道は、当然ながらロシアの潤沢な投資を積極的に受け入れるはずな ので、あっという間に経済覇権を握られることになります。
▲中央の政府にさえまともな議員がいないのに、地方議員にまともな議員がそ ろっているとはとても考えられません。むしろ地方では、地域の商工業団体や建設業から利益誘導のために送り込まれたような議員が多数派を占めており、不要 な道路や公民館といった「ハコ物」を作りり続けており、ただ国からの補助金、つまり地方交付税交付金をどうやって増やすかといった発想しかできない地方議 員ばかりなのです。
これがもし、道州制により大きな権限を与えられたら、しかもさらに諸外国から補助金ももらえるとなったら、彼等 はいとも簡単に地元を売ってしまうだろうことは容易に想像できます。もっと言えば、中国人や韓国人、あるいはロシア人がその気になれば、地方議会など簡単 に掌握できる可能性は大きいのです。
「大宇宙連合からの啓示」 田村珠芳著 徳間書店より抜粋
北朝鮮としては、自国に眠っている2万4000柱あまりの日本人の遺骨を日本に引き渡して、ついでに拉致被害者とされる268人の日本人の帰国を実現し、日本と国交を回復したいと願っています。その交渉役には横田めぐみさんが動くという話もあります。
めぐみさんは2012年になって、秘かに来日しているようです。
それも1度や2度ではなく、情報筋がつかんでいるだけでも3度、来日しているという情報があります。まず4月26日に麻布のホテルに宿泊し、次の5月 21日に京都に宿泊、さらに7月3日から3日間、やはり京都に滞在しています。5月21日は金環日食と東京スカイツリーの開業というダブルイベントに日本 中が目を奪われているさ中でした。その隙に秘かに公安関係者とも面会したという情報もあります。
その際に、「北朝鮮としては早く国交回復したいと願っているが、あなた方(公安)に任せていても一向に実現しないので、今後は宮家とやりとりをする」と伝えたそうです。5月と7月に2度、京都を訪れたのは宮家との交渉のためと見られます。
すでに知っている人も多いと思いますが、横田めぐみさんの母である早紀江さんは皇族の血を引いているという話があります。ということは当然、めぐみさ んも皇族の系統に属しているわけで、彼女は日本と北朝鮮の交渉役にはうってつけの人物なのです。めぐみさんの母方の祖母は昭和天皇の妃として第一候補に なったこともある梨本宮方子(なしもとのみやまさこ)様です。結局、妃になったのは久邇宮(くにのみや)家出身の良子(ながこ)様で、方子様は朝鮮王朝世 子・李垠(りぎん)氏に嫁ぎ、李方子様として終戦を迎えました。
第二次世界大戦後、韓国では皇室が廃止され、同時に日本の皇室も朝 鮮半島における領有権を失ったために、方子様ご夫妻は民間の韓国人として生活を始めました。その生涯を通じて、韓国では遅れていた障害児教育に力を入れた 方子(まさこ)様は、李氏朝鮮の宮中衣装を使った王朝衣装ショーを、国内外で開催するなどして資金を集めながら、子どもたちの育成に尽力され、今では「韓 国の母」と讃えられています。その方子様の血を引いているのが横田早紀江さんだという見方があります。
つまり横田めぐみさんという 人物は、日本の宮家と朝鮮王朝という「二つの王室の血」を継ぐ人物ということになります。めぐみさんは、アメリカの謀略によって拉致されましたが、アメリ カとしても北朝鮮にさまざまな意味で「貸し」を作りたかったと見えて、連れ去る人物を選んでいます。北朝鮮としても、めぐみさんの価値は当然ながら知って いたので、「すぐ日本へ返せ」とも言えず、丁重に迎え入れたのです。
当初、日本に帰りたがっていためぐみさんでしたが、やがて自分の運命を悟ります。
祖母の方子様が日朝の架け橋になるために李王朝に渡ったのは、15歳の時でした。それはめぐみさんが北朝鮮に連れて来られたのとほぼ同じ頃です。自分 が今、朝鮮半島にいるのは偶然ではないと知り、めぐみさんは日朝の架け橋になることを決意し、金正日の子どもを産んだと思われます。
そして生まれた男の子に、日本の目指した大陸の理想国家・満州国を再興するために力を尽くし、同時に「日本に正しく恩を返す者」という意味を込めて「正 恩」と名付けたのです。ですから「金正恩」は生まれながらにして、次期指導者として運命付けられていたのです。対外的には、二人の兄である正男や正哲らと 後継争いをしていたと言われていますが、実際には最初から後継者は正恩に決められていました。
正恩は生まれるとすぐに10人の乳母 がつけられ、王室の深いところで育てられ、特別な教育を受けました。金正日がまだ生きていた頃は自ら帝王教育を施し、正日亡き後は呉克烈(オグッリョル・ 元参謀長)、金己男(キムギナム・金正日の実兄)、関東軍参謀・瀬島龍三(陸軍中佐、元伊藤忠商事会長)の愛弟子である張成沢(チャンソンテク・金正日の 義弟)といった実力者が引き継ぎ、北朝鮮の次期後継者として育成しました。
料理人の藤本さんは、十数年前から著書などで、「正恩大 将は子どもの頃から特別教育を受けていた」「次期後継者は大将意外にはあり得ない」と公言していました。金正日の料理人として知られる藤本健二さんが 2012年7月、金正恩からの招待で11年ぶりに北朝鮮に渡り、最高指導者に就任した金正恩に再会しました。その場には金正恩夫人や金正日の義弟で党ナン バーツーの張成沢(チャンソンテク)、その妻で金正日の妹である金敬姫(キムキョンヒ)と言った北朝鮮の権力中枢の主要人物がずらりと顔をそろえていまし た。
いくら金正恩が幼少期に藤本氏になついていたからとはいえ、一介の料理人で、しかも一度は北朝鮮を裏切って日本に逃げた人物 を、北朝鮮は咎めるでもなく政権中枢の人物が勢ぞろいで盛大に歓待したのです。当然ながらそこには、日本に向けたメッセージが込められているとみてしかる べきです。だからと言って金正恩が藤本さんに、「そろそろ南朝鮮に攻め込んで南北統一するつもりなので、よろしく伝えて」などと言うはずがありません。そ れとなくメッセージを持たせて帰国させるわけです。
藤本さんが帰国すると、恐らく公安などから聴取を受けたはずだし、政府高官も藤 本さんに会って金正恩のメッセージを読み取ろうとしたはずです。しかし藤本さんが9月に予定していた2回目の訪問に際して、北朝鮮から入獄を拒否されたと ころを見ると、どうも日本へ向けてうまくメッセージが伝わらなかったようです。彼は政治家でも活動家でもなく、料理人です。その藤本さんに日朝の架け橋に なるエージェントの役割は、いささか荷が重かったのかもしれません。
とはいえそれ以前に問題なのは、当時の野田政権のお粗末さです。
藤本さんが命を賭けて北から持ち帰って来たメッセージを、何も読みとれなかったのです。これは藤本さんの伝え方が悪いのではなく、むしろ読み取れない 政府首脳がダメなのです。藤本さんが予定より1週間も遅れて訪朝したことも、北朝鮮の心証を損なったようです。藤本さんは2回目の訪問の時に、野田首相か ら親書を預かり金正恩に渡すつもりでしたが、野田首相がいつまで待っても親書を出さないので、彼はしびれを切らして空手で訪朝しました。そのために1週間 も送れてしまったのですが、遅れたことはさして問題ではありません。
藤本さんが親書を持っていないことを知った金正恩は、野田首相 に自分たちの意思が伝わらなかったことを悟り、交渉を打ち切ったというわけです。当時の野田総理だけでなく、最近の政治家は腹の読みあいというか、外交上 のキャッチボールが下手すぎます。おそらく今回もアメリカの機嫌を極度に伺い、親書を出すのをためらったのでしょう。せっかく北朝鮮からボールが投げられ ているのに、それを受け取れない首相ではどうしようもありません。
国交回復の条件として拉致問題の解決を挙げていますが、これもよ く考えればおかしな話で、先に国交を回復してしまえばいやおうなく交流が始まり、人や物の往来が今より格段に活発化するはずです。そうすれば拉致問題も自 然に解決するのです。それが逆に、国交がないために、北朝鮮としては拉致被害者たちを帰国させるルートがないので、帰したくとも帰せなくて困っているので す。
★「道州制」の導入で分割統治される日本
大阪府の市改革で人気を集めた、橋下徹・大阪市長が中心となって結成した日本維新の会が、国政への参加を決定しました。
外 国人参政権法案に慎重な姿勢を見せるなど、当時の民主党とは一定の距離を保っているところを見ると、橋下氏自身は韓国の利益を第一に考える人ではないよう ですが、しかしながら日本の国益とは相容れない政策を考えてもいるようです。いわゆる党綱領という位置づけの維新八策を見ると、
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)へ参加
資産税の導入
国民総背番号制の導入
憲法改正要件の緩和
日本に豪(オーストラリア)を加えた日米豪同盟の発足
公的保険の範囲を見直し、混合診療を緩和
など、どう見てもアメリカが好む政策です。
資産税というのは、毎年資産に一定の税率を掛けるというもので、つまり国民の財産を少しずつ削り取るという徴税なのです。
破綻の危機に瀕しているアメリカは、日本に消費税を引き上げさせて、その分だけ米国債を買わせようとしています。しかしながらアメリカの財政赤字増加 を止めるためにはとてもそれだけでは足りないことから、日本人の金融資産である1400兆円に目を付けました。さらに現金に加えて不動産も取り上げるつも りであり、橋下氏と同じく、「遺産の全額徴収」ということまで言い出しているのです。
簡単に言えば、財産を子孫に残さない、つまり 「財産の一世代使いきりモデル」と言われるものです。橋下氏は以前、「あの世にお金は持って行けない」「死ぬまでに使い切ってもらう」という趣旨の発言を しています。また健康保険などの公的保険などの適用範囲を見直し、混合診療を完全解禁するということは、私たちが現在、保険制度で享受している健康上の安 全が、高い治療費と引き換えに破壊される可能性があります。
中でももっとも危険なのが、道州制です。
なぜならこれこそがまさに、「日本分割統治」の方便であるからです。国防や外交など国家として行なう専任事項のほかは、地方自治体に行政運営の大幅な権限を委譲すると言えば聞こえはいいのですが、中央集権国家であるからこそ守られてきた日本の国土が八つ裂きにされかねない危険を含んでいます。
現在、中国は沖縄を武力で占領することはできませんが、仮に道州制が導入されると、沖縄の経済や議会はあっという間に中国に制圧され、中国政府の傀儡 となる可能性が大きいと言わざるを得ません。そもそも琉球王朝の頃、尚氏率いる琉球は、当時の日本の島津藩と中国の両方に朝貢していました。つまり琉球の ような小国が生き残るためにはどちらにも良い顔をしつつ、その時々の政治的な力関係の変化によって都合よく宗主国(従う国)を乗り換えていたのです。
琉球である現在の沖縄にしてみれば、これまでは日本の国力が上回っていたこともあって、その理由で日本についていたに過ぎません。しかしこの先道州制 になった場合、沖縄はどういう選択をするでしょうか。それは北海道も同じです。いまでもロシアは北方領土を不法占拠していますが、道州制になったらロシア は北海道に巨額の投資をして、事実上の支配下に置くでしょう。しかも慢性的な財政難の北海道は、当然ながらロシアの潤沢な投資を積極的に受け入れるはずな ので、あっという間に経済覇権を握られることになります。
▲中央の政府にさえまともな議員がいないのに、地方議員にまともな議員がそ ろっているとはとても考えられません。むしろ地方では、地域の商工業団体や建設業から利益誘導のために送り込まれたような議員が多数派を占めており、不要 な道路や公民館といった「ハコ物」を作りり続けており、ただ国からの補助金、つまり地方交付税交付金をどうやって増やすかといった発想しかできない地方議 員ばかりなのです。
これがもし、道州制により大きな権限を与えられたら、しかもさらに諸外国から補助金ももらえるとなったら、彼等 はいとも簡単に地元を売ってしまうだろうことは容易に想像できます。もっと言えば、中国人や韓国人、あるいはロシア人がその気になれば、地方議会など簡単 に掌握できる可能性は大きいのです。
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